「一緒に働きたいと思える学生に、まだ出会えるかもしれない」と思い継続してきた21卒採用活動ですが、2021年を迎え、終了することになりました。
(高卒採用は継続中です。)
今までは21卒の採用と22卒採用の準備を並行して行っていましたが、これからは22卒採用に全力を注ぐことになります。 サクッと切り替える前に、せっかくなので振り返っておこうと思います。 もしかしたら、これから就活を頑張る学生の参考になるかも?なんて思いつつ。
採用活動が大きく変化した1年
21卒の学生は大変だっただろうなぁ…と思います。
でもこれだけは言わせてください。企業側も大変だったんです。
オンライン説明会とか、Web面接とか「そういうこと、いつかできるようになったらいいね」と考えてはいましたが、まさかそれが急に必要になるとは全く思いませんでした。
特にわたしたちティファナは、「会社の雰囲気に触れてほしい」と選考時に実地試験を行っているわけで、実地試験できない!どうしよう!とあたふたしたことは言うまでもありません。
(やる時はやる!何とかする!の精神が根付いているので、いろいろ何とかして、今に至っています)
オンライン化したことで遠方の学生が選考に参加しやすくなったことは確かに良かった…。
ただ、遠方ではないのにWeb面接を希望されると、ちょっぴり残念に思ったこともあります。
緊急事態宣言は解除されていた時期だったので、「遠方でないなら『会社の雰囲気を感じたいから対面がいい』と思ってもらいたい」と。
学生側の皆さんは効率よく就活を進めることができたのだと思いますが、企業側としては効率と同じくらい大事なものがある、と思っています。
それが何かということは、企業が目指すビジョンだったり、価値観だったりが関係すると思うので、企業によって違うのかな。
一般論とかは置いておいて、採用担当のひとりとして個人的な気持ちを言うと、熱意って大事だなーと思います。
決め手や基準を知りたいですか?
熱意うんぬんは、個人的な気持ちですので置いておきまして。
面接で話をしていて「あ、うちのことあまり知ってくれていないんだな」と思う学生さんとは、残念ながら縁がなかったのかなと思ってしまいます。
「説明会で○○の話を聞いて、働きたいと思いました」と話す方が多いですが(こちらがそういう質問をするので)、このときに「え・・・たぶんその話、ウチじゃないんじゃない?」と思うことがときどきあります。
たくさんの会社を受けている学生からすると「混乱しちゃっても仕方ないでしょ」なのかもしれませんが、どんな会社なのかを正しく理解しないうちに選考に進むことが果たして正しいのでしょうか…
偉そうなことを言ってごめんなさい。
でも企業側からすると、その理解の足りなさが採用のミスマッチを生んでしまうきっかけになるので、そういう学生は避けてしまいます。
(このあたりは、例えば面接をAIが行うようになったらもっとシビアに判定されるようになるかもしれませんね。)
じゃあ、合否を左右する決め手はどこにあるの?!
・・・それを知ったら、その基準や決め手に合わせて自分を変える、ということでしょうか。
ジョブ型採用の企業はそれでいいかもしれないですが、わたしたちはメンバーシップ型採用をこれからも行っていくので、「就職することが目的」になっている方と一緒に働くのは難しいかもしれません。
これから就活を頑張る学生の皆さんへ
気が付いたら、振り返る内容ではなくなっていました・・・ごめんなさい!
気を取り直しまして。
22卒の採用活動は、実はもうスタートしているのです。
そう、インターンシップなどなど、既に参加している学生が多数いるということは、そういうことなのです。
知らなかったー!とか、出遅れたー!とか思って焦ると、返ってうまくいかなくなることもあります。
働くとはどういうことなのか、自分は何を大事にして働きたいのか、このあたりを見失うことなく、就活を頑張ってもらいたいなと思っています。
そして、「ここで働きたい!」と思った会社には、ぜひその気持ちをしっかり伝えてみてください。
「どうせ伝えても無駄だから」と思って行動しなければ可能性はゼロですが、行動したら何か変わるかもしれないですよ。
(なんか、そんな歌詞の歌がありましたね)
とにかく、悔いのないように、これからの就活に臨んでください!
わたしたちも、一緒に働きたいと思える学生との出会いが楽しみです。