こんにちは。
気がついたら、ティファナの採用を担当するようになってそれなりの期間が経ちました。
長く採用に携わってきましたが、今年は本当に・・・いろいろなことが今まで通りとはいかず、大変でした。
何で大変だったかと言うと、皆さんご存知、コロナの影響です、はい。
学生の皆さんも、大変でしたよね・・・
現在進行形で大変な方も、いますよね・・・
わたしたちは面接重視、人物重視で採用選考を行っているので、「え、どうしよう!」となりました。
今回は、そんなこんなをちょっとお話できればと思います。
テレワークスタート!・・・面接どうしよう?
4月上旬、政府から緊急事態宣言が出され、わたしたちもテレワークをスタートしました。
緊急事態宣言が出る少し前から、万が一に備えてお試しテレワークを行ってみて、そこで出た問題点はできるだけ解決していたので、思いの外スムーズにテレワークを始めることができました。
ただ、入社したばかりの新入社員もテレワーク突入!となるわけですから、例年通りの研修を行うことはできないので、そのあたりはいろいろ準備が大変でした・・・
そんなわけで、テレワーク中の採用活動のことを考えなければならないのに、それをちょっとだけ後回しにしてしまいました。
大変なことは、だいたいいつも同時に起きるものです。
とりあえず
- テレワーク中でも、採用選考は続ける!
- 面接はWeb会議を活用する!
ということは決めました。
遠方の学校の先生とSkypeで打ち合わせを行ったこともあったので、面接を「実施する」ことはできると思いました。
でも、Webを通じても「どんな人かな」はちゃんとわかるのかということがとても気がかりでした。
これは、おそらく学生の皆さんも同様ですよね。
自分が働くことになるかもしれない会社の雰囲気などを直接感じることができない・・・不安だったかと思います。
Web面接を行ってみて
緊急事態宣言発令中は、会社説明会に参加しなくても採用選考にエントリーできるよう、一時的にフローを変更しました。
それと同時に、選考に進んでいた学生の皆さんにはWeb会議を通じて面接を行う旨の連絡をしました。
このとき、学生側から「Web面接はちょっと・・・」と言われるのではと心配していたのですが、全く問題なかったようです。
さすが、順応性が高いですね。
さてさて、実際にWeb面接を行ってみて一番思ったことは
「やっぱり、直接会って話したい」
ということです。
Web会議でも面接はできます。
でも、人物重視の採用方針であるわたしたちとしては、
- 会って話したかった
- 実地試験に参加して欲しかった
と思うことが多々ありました。
面接以外の選考ステップを設けてみたり、リクルート関係者でミーティング(もちろんWeb会議)をこまめに行ったりと、いろいろ工夫しましたが、「直接、会って話したかったなぁ」と何度も口にしていた気がします。
Web面接を行ってみて、良かったこともあります。
- 遠方の学生さんでもエントリーしやすくなったこと
- ITリテラシーの確認ができたこと
このあたりでしょうか。
わたしたちは新卒採用しか行っておらず、また人物重視の採用方針ですから、現時点でのスキルや知識は選考に全く関係ありません。
ただ、IT系の業界で働きたいと思っているのに、IT系の知識が皆無という人は、そもそもこの業界で働くことは難しいと思います。
Web会議慣れしてても、それはそれでちょっと思うところはありますが、IT系の企業を志望するのであれば、最低限のITリテラシーは持っていてほしいというのが本音です。
Web会議への参加をスムーズに進めることができない、という様子が見られると、「自分が働きたいと思っている業界のことを何も知らないのだな」と思ってしまいます。
そういう部分の「人柄」を関連して知ることができた点は、非常に良かったと感じています。
もちろん、遠方の学生さんからのエントリーも増えていたので、そのあたりは純粋に良かったと感じました。
学生の皆さんに望むこと
学生の皆さんに1つお願いができるのであれば、
- 面接は、(いつもよりも)明るく元気よく
でしょうか。
Web会議の場合、なかなか声が聴こえないなどのトラブルが何度も発生しました。
(電波の状況がイマイチ、など事情はあるのかもしれませんが、それくらいのことは自分で何とかして、面接に臨んでもらいたいというのが本音ですが)
そんなトラブルがあったとしても、機転をきかせて乗り越えたり、とにかく明るく元気に話したりするだけで、印象はかなり違ってきますよね。
Web会議という手段を取ることで、「本来の自分を上手くアピールすることができなかった」ということがないよう、どんな形でも自分をしっかりアピールしてもらいたいです。
緊急事態宣言が解除されて、わたしたちの選考フローも通常に戻りつつあります。
いろいろありましたが、一緒に働く仲間を増やしたいという考えはもちろん変わっていませんよ!