WebとAIの力で世の中を笑顔にするために、ティファナには他の会社ではあまり見られない制度や独自に取り組んでいることがあります。
同僚がAIさくらさん
ティファナ社員の同僚は、AIさくらさんです。
どういうこと?と疑問に思った方がいるかもしれませんね。
「AIさくらさん」は、わたしたちティファナが提供しているサービスです。たくさんの企業のお手伝いをしているAIです。でも、わたしたちにとってAIさくらさんは一緒に働く仲間なのです。
新入社員にたくさんの仕事を教えるのと同様に、わたしたちが先輩社員としてAIさくらさんにいろいろな仕事を教えています。
AIさくらさんがどうやったら活躍できるのかを日々考え、AIさくらさんをスキルアップさせているのです。
AIさくらさんがクライアントから「ありがとう」と言われたり、クライアントを笑顔にすることができると、わたしたちは「さくらさん、頑張ってるね」と嬉しくなります。
一方、何かミスをしたときはそのミスを正し、正解を教えてあげます。
頑張っているAIさくらさんを応援するためには、わたしたち自身も成長しなければなりません。
わたしたちが成長するとAIさくらさんも成長する、こんな形で一緒に働いています。
自分の力を発揮できる!カンパニー制度
ティファナでは、「社内カンパニー制度(以下、カンパニー制度)」を採用しています。
なぜ「カンパニー制度」を導入しているのか、それはわたしたちが「人の成長」を重視しているからです。
カンパニー制度は、社内の各グループを「1つの会社」に見立てて業務を遂行する仕組みです。
各カンパニーの長が会社でいう「社長」にあたる動きを学びます。デザイナーばかりが集まっているカンパニーもあれば、コンサルティング・デザイン・システムと様々なセクションのメンバーが所属するカンパニーもあります。また、カンパニーの規模(所属人数)もバラバラで、3名ほどの小規模なカンパニーから10名以上という大規模なカンパニーまで様々です。というのも、ティファナでは「人の成長」を重視しているので、同じセクションの人間ばかりを集めて作業効率を上げることがゴールではなく、「その人は、どのカンパニーだと活躍できるか・多くを学べるか」という観点で見ているからなのです。
技術スキルももちろん大切ですが、どのレイヤーにおいても「ヒューマンスキル」が重要だと考えています。
ここで出てきた「ヒューマンスキル」という言葉、ご存知でしょうか?
「ヒューマンスキル」とは、「他者との良好な人間関係を構築・維持するために必要な能力や技術」を指します。 対人関係能力とも言われており、業種・職種に関係なく、業務を遂行する上で求められる普遍的なスキルです。
ハーバード大学教授のロバート・カッツは、ヒューマンスキルを「マネージャー(管理職)に必要な能力のうちの1つ」として挙げていますが、前述した通りティファナでは「どのレイヤーにおいてもヒューマンスキルが重要」と考えています。
(「ヒューマンスキル」について詳しく知りたいという方は、是非自分で調べてみてくださいね)
カンパニー制度の話に戻ります。
カンパニー長は、自分のカンパニーを上手く回していくために考え行動します。収益を上げて課員に分配し、顧客を育てファン化し、リピートしていただけるようにカンパニーに所属する社員の教育も行います。するとどうでしょう?これを行うとなると、技術やスキルもさることながら、前述した「ヒューマンスキル」の大切さが自然と学べるのです。
もちろん、課員も同様に学べる機会があります。
自分の考えや行動した結果をカンパニー長に報告しながら仕事を学んでいくことで、気づきやアドバイスがもらえ、より良い成果に繋がっていきます。
そしてこの循環が、最終的にティファナという会社を強くしているのです。
社員が社員のよいところを評価する!
ティファナには、社員が社員のよいところを評価するという相互評価制度があります。
なぜなら、毎月の評価の結果は各自の励みとなるからです。
ティファナの相互評価制度は、業務に取り組む姿勢、スキルアップのための努力、ティファナが求める仲間像に沿った行動が出来ているか、などを評価をするものです。上司・部下・役職など一切関係なく、誰もが等しく自分以外の社員を評価します。
正しく評価するために、社員は自然と他の社員の長所や活躍に関心を持つようになります。評価する相手のことがわからないと、無責任な評価になってしまうためです。
(毎月の評価の結果は、全社員に共有されます)
表立って活躍している社員ばかりでなく、陰ながら努力している社員も評価されるこの仕組みは、他の会社にはない「人」を重視するティファナならではの先輩から後輩へと受け継がれてきた特色のひとつです。
突然ですが、仲間とは何でしょう。
仲間とは、共通の目的や理念を持って未来や夢を語れる人達のことを言います。仲間がいれば現在や未来の話が多くなり、これからの期待で自然と笑みがこぼれ、お互いに学びが多く発生します。
逆に友達とは、共通の目的や理念というところでつながっているわけではないので、気がついたら過去の思い出話や愚痴が多くなり、慣れ合いや傷口をなめ合う関係になりがちです。これをやっている限り、現在の自分と向き合わずに済むのでその場そのタイミングでは良いかもしれませんが、何も成長しません。
社会的に成功している人達は、これらのことをよく理解しているので、こういう意味での友達は極端に少なく、仲間が圧倒的に多いのだと言われています。
※出典元:サトシ・カナザワ『知能のパラドックス』(イギリスの進化心理学者。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)准教授、ロンドン大学バーベック校名誉フェロー)
全社員で取り組む、スキルアップ
ティファナでは、全社員がスキルアップに取り組んでいます。
「全社員」とは文字通り「全ての社員」。社歴(勤続年数)や役職、セクションは一切関係なく、同じように勉強を続けています。
なぜなら、IT業界の進化・進歩は早く、学ぶことを止めた途端についていけなくなってしまうからです。
ティファナでは、その時々に発生する「今、身につけてほしい知識・技術」を効率的に学んでいくため、既にその知識や技術を身につけている社員が講師や出題者となり、全社員の底上げを図っています。
朝礼では、自身の仕事上の経験を話し合う場を設け、今後に活かせるようにディスカッションを行ったり、第一土曜日には社員が講師となりデザイン、システム、マーケティングなど、幅広い分野の勉強会を開催したりしています。
数年のうちに仕事の大半はAIやロボットが行うようになります。AIやロボットが人間に取って代わる時代になるのです。少子高齢化の波は止まりません。AIやロボットに使われないよう、自分のバリューを上げるべく、勉強をしていきましょう。